代々木、SAPIX中学部・高校部を子会社化

2009年9月1日、学校法人高宮学園代々木ゼミナールのグループ会社である株式会社日本入試センターは、SAPIX中学部・高校部を運営する株式会社サピエンス研究所の全株式を取得し、当社の子会社とすると発表しました。

なお、SAPIX小学部を運営する株式会社ジーニアスエデュケーションは、株式会社サピエンス研究所とは資本関係のない別法人です。

代々木ゼミナールグループは、言わずと知れた大学受験のための予備で、全国29校舎を展開。

一方、首都圏を中心に26教室を展開するSAPIX中学部・高校部は、難関高校合格者を毎年多数輩出し、また、難関大学を目指す中高一貫校の生徒を対象としたコースを開設するなど首都圏でも有数の学習塾。

発表によれば、今回の株式取得により、代々木ゼミナールグループは、SAPIX中学部・高校部の大学受験を見据えた高校受験指導や中学高校6年間を通じた大学受験カリキュラムをより充実させるとしています。

また、SAPIX中学部・高校部と連携して、当グループの難関大学を志す全国の受験生をサポートする体制と学校法人・民間教育機関向けの教育サービスを一層強化するとも。

SAPIX中学部・高校部を運営する株式会社サピエンス研究所の概要
(1)商  号:株式会社サピエンス研究所
(2)本  社:東京都中央区日本橋人形町1ー18ー9
(3)代表者:代表取締役社長 高宮敏郎(学校法人高宮学園代々木ゼミナール副理事長)
前代表取締役小田茂は名誉会長に就任いたしました。
(4)創 立:1989年6月
(5)事業内容:難関校合格をめざす中・高生を対象とした進学教室(SAPIX中学部・高校部)の運営

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公立中で進学塾「SAPIX」が講座

 リクルート出身の藤原和博氏が校長を務める東京都杉並区立和田中学校は学力向上や受験対策を目的に大手進学塾「SAPIX」(東京)と連携し、2年生を対象にした講座を来年1月から開設する。

 講座の名称は「夜スペ」で、127人いる2年生の中の希望者が対象で、保護者らでつくる同校の支援組織「地域本部」が主催する形をとる。講師はSAPIX中学部から計3人が派遣される。教材は藤原校長を含む和田中の教員が作る。

 定員は15―30人。2年生127人のうち、20人前後が参加する見通しだ。参加希望者を対象に、学力把握が目的のテストはするが、意欲があれば希望者全員を受け入れるという。
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塾教材に作品を無断使用 絵本作家ら提訴

2007年10月22日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007102201000550.html

 作品を無断で小学生向けの教材の挿絵に使われたとして、五味太郎さんら絵本作家や画家ら20人が22日、大手進学塾「SAPIX小学部」の運営会社に計約8300万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 SAPIXの教材については、谷川俊太郎さんをはじめ詩人や作家ら約60人が作品を無断使用されたとして既に提訴しているが、挿絵に関しては初めてという。

 原告はほかに、イラストレーターのスズキコージさん、画家・装丁家の安野光雅さんら。

 訴えられたジーニアスエデュケーション(東京)の法務部は「現在、文芸作品の著作権侵害について調査委員会を設け調査しており、イラストについても誠実な対応をする」としている。

 訴状によると、同社が運営するSAPIX小学部は1994年から2003年、小学生向けの国語や算数の教材計163種類で、200件の作品を著作者に無断で挿絵や表紙に使用した。

(共同)
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作品を教材に無断使用、作家ら27人が差し止め仮処分申請

2007年6月21日  読売新聞
 詩人の谷川俊太郎さんや児童文学作家の松谷みよ子さんら27人は21日、有名中学進学塾「サピックス」と「希(のぞみ)学園」の経営会社や教材制作会社を相手取って、「教材に作品を無断で使用された」として、教材の出版や販売の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。

 希学園に対しては、27人のうち13人が約2400万円の損害賠償を求める訴えも起こした。

 申立書などによると、サピックスと希学園は、教室や通信教育で使用している42種類の国語教材で、計38作品を作家らの許可を得ないまま、使用しているという。

 サピックス小学部は「作家の方々に迷惑をかけ、申し訳ないと思っている。解決できるよう努力したい」と話し、希学園は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。


asahi.com 2007年06月21日
作品、勝手に受験問題集に 谷川俊太郎さんら提訴

 松谷みよ子さん、谷川俊太郎さん、五味太郎さんら作家や詩人が、中学受験大手のSAPIXと希(のぞみ)学園(大阪市)がそれぞれ発行している問題集に勝手に作品を載せられて著作権を侵害されたとして、21日、東京地裁に出版差し止めの仮処分を申請。希学園に対して、約2400万円の損害賠償請求訴訟を起こした。

 SAPIXについては経営母体のジーニアスエデュケーション(東京都中央区)と、教材発行のりいふ・しゅっぱん(同区)に、松谷さん、谷川さんら14人が計22作品を勝手に使われたとして教材の出版、販売、配布の差し止めを求める。

 申立書などによると、作品が掲載されていたのはSAPIXの通信教育用教材「ピグマシリーズ」と市販教材「ぴぐまりおん」。小学生が対象で、科目は国語。松谷さんの場合、4年生用の同シリーズ07年5月版に8ページにわたって物語文が上半分に、下半分に登場人物の気持ちなどを尋ねる設問があった。

 希学園については五味さんら13人が同社の「ベーシック講義テキスト」「ベーシック錬成問題集」などに計16作品を勝手に掲載されたと主張している。

 著作権法は教育分野についても、許諾手続きが不要なのは入試問題など一部の「例外」に限っている。進学塾発行教材での作品使用は例外に当てはまらず、著作権者に許諾を得る必要がある、というのが原告側主張だ。

 松谷さんは「作家の作品を使うときに許可を取るのは最低限の礼儀。利益が生まれる場合は、応分の著作権料も支払うべきだ」と話す。

 原告側は、日本ビジュアル著作権協会(東京都新宿区)の会員。同協会は、塾内教材や問題集など教育分野での著作権管理を担う団体として急成長した。

 SAPIXは「許諾なしに使用した作品があるのは事実だが、日本ビジュアル著作権協会と交渉中だった」としている。

 希学園は「訴状を見ていないのでコメントできないが、著作権については誠実に対応したい」と話している。
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2007年2月 西宮北口校開校

2007年(平成19年) 2月、兵庫県の西宮北口校にサピックス(SAPIX)の教室が開設した。サピックス(SAPIX)の関西の教室は初めて。

交通の便がよい西宮北口(兵庫県)は、十三(大阪市)、西大寺(奈良市)、四条烏丸と並ぶ関西の「塾銀座」と言われている場所。その中でも西宮北口は関西最大の塾銀座。

サピックス(SAPIX)は、首都圏で培った実力を発揮すべくいきなりの激戦区への進出。ただしサピックス(SAPIX)ご自慢の中学受験での勝負ではなく、まずはお手並み拝見か?高校受験からのスタートとなったようです。

いずれサピックス(SAPIX)の関西中学受験への進出は間違いなく、浜学園、希学園との戦いは見ものですし、希学園の東京進出と合わせて今後の合格実績は注目を集めそうです。

関西進出で勢いづくサピックス(SAPIX)中学部では、実力教師陣によって厳選されたオリジナル問題が携帯電話(au)で毎日3問配信するサービスを行っています。

料金は月額315円

配信された問題に回答すると翌日、正解と解説が返信されるシステムで、自身の全国順位、偏差値、問題の正答率がわかる。

問い合わせ先: jimu@k-study.jp
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サピックスの生徒名簿流出

2006/2/22 日刊スポーツ
首都圏の進学塾「サピックス」(本部・東京都中央区)の生徒232人の個人情報が外部に流出したことが22日、分かった。サピックスは警察に被害届を出した。

サピックスによると、流出したのは目黒区の自由が丘校に02年9月と03年5月時点で通っていた小学5年と同6年生の名簿の一部。新聞社に持ち込まれ、流出が分かったという。名簿には氏名や電話番号、成績に応じて決まる在籍コースなどが記載されていた。

サピックスは「事態を厳粛に受け止め、全容解明と再発防止に全力で取り組む」としている。[2006/2/22/14:52]
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「カリスマ受験塾SAPIXの内幕」−抜群の合格実績の陰に落ちこぼれ切捨て教育− 

文藝春秋にSAPIXの記事が掲載されました。

文藝春秋 2006年11月号
「カリスマ受験塾SAPIXの内幕」−抜群の合格実績の陰に落ちこぼれ切捨て教育− 森健氏(ジャーナリスト)


詳しくは、月刊誌を手にとって見ていただくとして、内容はこれまでさまざまなところで出ていた話の焼き写しといった印象です。

中学受験大手の日能研の生徒数よりも半分以下の生徒数で日能研以上の合格者数を出すSAPIXは今や中学受験塾の中では注目の的。

SAPIXについては、
◆1回の授業ごとに小冊子にしたテキストを配布
◆大量のプリントを配布
◆成績による頻繁なクラスの変動
◆拠点主義を取り、1校舎でのクラス数が非常に多い
◆授業料が他の塾に比べて割高である
◆配布されるテキスト、プリント類の解説が不親切

などは、ネットでもいろいろと言われていることです。

1つ参考に上げれば、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』。

文藝春秋でもこのあたりのことは取り上げられています。

そして、もう1つSAPIXについて言われることとして、上位層だけのための塾であるとの指摘である。


文藝春秋においても、森氏は、

こうしてみてくると、できる子にとってはますます伸びるよい塾だが、これから学ぼうとする子、ないしは成績が普通以下の子には、必ずしも合っているとはいえない。つまり、もともとできる子を中心に有名中学への合格実績を高めることができたのではないか。


と書いておられる。

非常にまっとうで常識的な意見に聞こえます。

しかし、一部に少しの努力でも非常にできる子供がいるにしても、「もともとできる子」などという安易な表現が果たして妥当なのか?疑問に思います。

できる子でさえも鍛えてこそ、初めて本当の意味での「できる子」になる。

なにか元々も出来上がっていた子供たちをSAPIXがうまく救って、簡単にポイッと有名中学に入れたという非常に皮肉った表現をされているのは気になりました。

文面から推測するに、おそらくチョロチョロと取材を済まして、やっつけ仕事として書いているとしか思えない底の浅さを感じたのは私だけでしょうか。

どうであれ塾は自らの存続をかけて、日夜努力をし、生徒たちに付き合っている。大半の塾の先生はそうしていると思います。

中学受験は、首都圏で4人に1人とか3人に1人の割合で受験すると言っても、まだまだ限られたフィールドの中での戦いです。そして、そのフィールドのレベルは言葉の使い方が正しいかどうかは別にして、「勉強に関して」選ばれし者の、上位陣の戦いでもあります。少なくとも中学受験をする子供たちの学校の成績が良い比率は非常に高い。

その上位陣がしのぎを削る戦いにおいて、すべての層を拾っていく授業などは存在しないと思うのです。

また、それが嫌であるなら、お金を払って通っているのは子供(親)たちであるし、入塾も退塾も自由なわけです。

仮に100歩譲って、成績が普通以下の子供には向かないというのであれば、自分に合った塾を探せばよい。それだけの話だと思うわけです。

森氏は当該記事の最後にこう書いておられます。


学校ではなく受験塾なのだから、優秀な生徒の才能を最大限伸ばすという意味では、SAPIXの実績は大いに評価されていい。だが、5年におよんだ小泉政権に対し、社会格差を広げ、弱者を切り捨てた、との批判が根強いように、SAPIXの方針もまた、一部の優等生を優遇する「落ちこぼれ切り捨て」とはいえないだろうか。



「一部の生徒を優遇する」「落ちこぼれ切捨て」こんな言葉を使って塾を批判するのは下の下です。

では、果たしてSAPIXだけでなく、塾に「あらゆる子供たち」を救う義務があるのか?と問いたい。

子供たちにはいろいろな子供がいます。先生が一生懸命にやってもまったく宿題をしてこない子、授業を聞かない子、家庭がまったく協力しない子、それらを含めて、SAPIXが、塾が全部抱えていけるはずはありません。

私は決してSAPIXを支持する立場にも、擁護する立場にもありません。しかし、それにしてもこの「やっつけ記事」は何も伝えていないと思いました・・・・・

小泉政権と首都圏にある1つの塾を同列に述べる言い回しにも、森氏のズルさが感じられ、不愉快な思いを禁じえませんでした。

ついでにいえば、文中、森氏は

SAPIX開校)初年の好成績によって、中学受験を考える保護者の間で評判が高まり、優秀な子が増え、実績がさらに上がる−。こうした好循環が、SAPIXの現在の地位を築いたといえよう。


と書いておられます。

その前段で、SAPIXの好実績は

もちろん講師陣の力によるところも大きいだろう。

とありますが、しかし・・・・・と上記の文につながっていくわけです。

仮に独立分派したTAPから優秀な生徒を引き抜いて連れて行ったとしても、それは最初の年、良くても次の年までの話でしょう。SAPIXの創立は、1989年です。

森氏も書いておられる「2000年代に入ってからSAPIXは急速に合格実績のシェアを拡大した」と引きつれ云々、開校初年度からの好循環云々の話と明らかに矛盾します。

雨後の竹の子のごとくできる塾、何の資格もなくても開校できる塾で、創立以来、そして創立から10年近くたって、合格実績のシェアを拡大している塾は、やはり一定のノウハウや授業の進め方に他塾にはない何らかの長所があることは間違いありません。

そこを無視して、「ただ運がよかった・・・」「元々できる子を伸ばしているだけ・・・」などジャーナリストを名乗る割には、貧弱な内容といえるでしょう。

最後に文中に出てくるあるお母さんの言葉で締めくくりましょう。


(最上位)αクラス以下でも、何かのきっかけで伸びる子どもが大勢いるはずです。中学受験で力を出す子もいれば、高校受験、大学受験で成功する子もいる。小学生のうちから、"できる子”と"できない子”を峻別し、将来の可能性を摘むようなことがあってはいけないのでしょうか



当たり前の話です!!

そして、その芽を摘んでいるのは、SAPIXなど塾ではなく、親であると言えるでしょう。塾を選ぶのは、まさに親子。我が子に合ったものを年齢と性格と家庭の事情から選別していけばいい。

決して塾に全知全能のシステムややり方を臨んではいけない。ただそれだけなのです。SAPIXを良いと言う人もいれば、悪いという人もいる。当然なのです。

問題は我が子に合っているかどうか・・・・・

ぜひ文藝春秋のジャーナリストの森氏の本文を読んでみてください。図書館にもおいてありますから。2006年11月号です!
posted by サピ雄 at 14:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | SAPIX関連の記事